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このたび、弊社は2020年より開発を進めてきたインフラ点検用ドローン『Rangle5 | ラングルファイブ』を発表いたします。

ドローンスポーツとインフラ点検用ドローンの関連に疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。弊社はエンターテインメント分野（イベント、チーム運営、動画制作）だけでなく、設立当初から点検業務にも取り組んできました。

特に2019年以降のコロナ禍ではエンターテイメント産業が大きな打撃を受け、インフラ点検分野への移行を進めてきました。『Rangle5』は、すでに第5世代となり、様々な現場での使用経験をもとにアップデートを重ねてきました。その飛行能力については、以下の動画をご覧ください。

YouTubeの概要欄にも記載していますが、『Rangle5』の研究開発には関西電力様からの多大なる支援を受け、完成に至りました。この場を借りて深く感謝申し上げます。

Rangle5の開発には多くの葛藤がありました。市場には既に多くの高性能屋内点検用ドローンが存在しており、自社開発にはリスクが伴います。製品が完成しない可能性もあり、経済的に見ても購入する方が安価であるため、開発を行うべきか検討が必要でした。

それでも弊社が開発を進めた理由は、プラント点検などの過酷な環境で高性能ドローンのセンサーが誤反応を起こすこと、高価格による導入の困難さ、そして1台のみの運用に伴うリスクが高いことです。また、内製化を目指す企業にとって、実機が1台のみでは人材育成が難しいという問題もありました。

これらの背景から、プロフェッショナルドローンレーシングチーム「RAIDEN RACING」の経験を活かし、『Rangle』シリーズの開発を開始しました。さまざまな企業からの支援を受け、実際の現場での運用を通じて基本性能を確認しました。Rangle5は開発途上にあり、継続的にアップデートを行っています。現段階ではサブスクリプションサービスのみでの提供となります。ご理解いただければ幸いです。

『Rangle5』は、インフラ設備の調査作業に必要な機能を厳選し、安全性を最大限に考慮した設計が特徴です。詳細は製品公式ウェブサイトをご覧ください：https://rangle.jp

もちろん、インフラ点検請負サービスも引き続き実施しております。今後とも、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。